タイトル【作品はどちらによって完成されるのか】or【近頃のアニメプロモーションについて】(メモ書き編ver1)
基本的にアニメの良さは原作の完成度によって左右されることが多い。
私が知ってる作品だけを例にとって以下の説明がされています。
- 原作が神・アニメも神
これは極稀な例。最たるものがAIRや攻殻機動隊かな?
ここで最近増えてきたのが京都アニメーション。私としては京アニは地盤がしっかりとした制作会社と思っています。2000年前にはこういった会社はよくあったのですが、近年はアニメ増産のためきっちりとできるところが少ない。一番よくできるというのが京都アニメーションだということだけなのです。私はそう思っている。簡単に言ってしまえば、作品の魅力を引き出すプロモーションが上手です。
AIRはその点においてよく出来てる。最初から完成度の高い原作を十分に理解し良さをより昇華させてるということで有名にしたのではないか。
- 原作が神・アニメが駄目
近年は「ひぐらしのなく頃に」(苦笑)
原作を知っている人は侮辱されたと思うほど重要なシーンをカットしまくったアニメ。
鬼隠し編では富竹のシャツ寄せ書き。祟殺し編ではラストでの圭一生き残り話などなど。これらについて、アニメから入った人*1はファンが書く感想や考察から情報を得て、なるほどと思う。
どちらかというと、このパターンはアニメが主な宣伝源にし原作を知らさせることが目的。まあ結果から見るとそう言うしかない。原作の出来が半端なくアニメでは全て描くことが容易でない場合はこうなるのが運命。もしくはそこまで時間が避けない制作会社とも言える。だからこそ2期も作るスタジオディーンが心配。
ネギま!もこのパターンに入るがちょっと違うのかな? 逆にアニメの良い部分を利用して原作を高めていこうという意図が最近見え隠れする気がする。元々アニメ方式に作ってる赤松先生だからかもしれないがw
- 原作が程々・アニメが神
逆なパターンもしかり。
言ってしまうはよくないが(笑) 涼宮ハルヒの憂鬱かな。
いや別に原作が良くないとは言っていないけど、アニメによって面白さが強調されたというのが正しいかな? 単品だけは面白く感じないのをアニメで上手く補填することで、より輝きを増すということ。だめだwいい例が思い浮かばない。誰かここだけ代わりに書いて(オイ)
- 同時進行によるもの
近頃増えてきたのが、コミック・アニメ同時進行というパターン。
最近ではコードギアスがいい例です。アニメと同時にコミックをスタートさせ、どちらにも釘付けさせる方法。この場合はアニメがよくできるのが多いのでは? 企画からよく練られていた舞-HiMEが過去のいい例か。
「魔法少女リリカルなのは」は制作途中から変わったように見えたけど、それは計画のうちだったのでしょうね。新房さんはその点だけについては天才的だと思います。ぱにぽにやひだまりスケッチは上手く発揮。ネギま!?は失敗www
*1:私もその一人