ネタばれ-皆殺し編(原作表現規制)考察
原作からPS2移植時にあった表現規制が、アニメではどこまで大丈夫なのかの考察
原作ファンがコンシューマー版に対する考察はよくあったものだと思いますが、その逆のパターンはあまりないと思います。私が初めての例ではないことは当然承知してます。これは3月11日に書いた考察の対比をするための記事。自己満足するために書きたい。また対比によってアニメがどこまで表現が行けるのか考察してみたいと思います。
※この先はアニメ視聴者には大いにネタばれを含みます。シナリオ内容を知ってる方・考察に興味ある方のみ見ていただければ幸いです。
羽入「僕は期待も失望もしませんです。ただ、あるがままに訪れる結果を眺めるのみです。」
羽入のこの言葉は、PS2で初めて皆殺し編に触れたときから重要なワードだと感づいていました。物語全体に対してあまりにも露骨な隠喩だと・・・・。そしてこの先どんなシナリオがあったとしても、ひぐらしの体験者は傍観者であれとも言ってるようにも・・・。
あ、これは以前(3/11)にも書いていましたね。
PS2版にないカケラのまとめ。そしてアニメの表現予想。
部活メンバーの沙都子への想い→陳情の文
児童相談所→生活相談所 への些細な変更はあったものの大体の流れは一緒でした。しかし部活メンバーの沙都子への想いの言葉が1.2日目省かれていたのはコンシューマー寄りの私にはショックでした。ロム容量のせいかな?まあ分からない以上考えていても意味はないですね。
アニメは尺が短いということもあると思いますが、PS2みたいにばっさりはいってほしくないかな。ほんの少しでも表現してくれると有り難いことです・・・。それは再来週の「皆殺し編其の四 交渉」ではっきりすることでしょう。
自治係長と市役所とのやりとりの裏側
ここは、省かれすぎていて笑いました。これ以降下品なワード、村八部などのやばいワードは当然のごとく排除&修正されていますね。さすがにそのまま使っては青少年の育成によくないと思ったのでしょう。それ以前にひぐらしに触れている時点で、何も知らない大人は引いてると思いますがw
綿流し祭りでの赤坂と皆のセリフ
赤坂と皆は玩具屋で会っていたのに、綿流しで初めて会うようなセリフ。イリさんが言っていたことがよく理解できました。ここは実際に体験しないと不自然さを感じることが出来ませんね(笑)
あと、皆殺し編でセリフとキャラの立ち絵がおかしい点が何カ所ありました。バグがPS2では修正されてるのがけっこう大きいです。竜騎士07先生、忙しかったのだろうかwww
命日の朝に厄醒しの沙都子を使うのでは?
原作でやっていたときにひっかかったのがまずここ。以前厄醒し編が存在する意味で記したように、厄醒し沙都子の描写はここに使われるのではないか?十九八句そうではないかと思ってきました。あまりにもリンクしすぎている。ここに沙都子が「あれ?前にもこうしたことを梨花に言ったことがあるような・・・・」とか言いそうです。
午前1時作戦開始
梨花殺害作戦のことです。アニメはここでようやく小此木が前面的に登場してキャラ立ちするのだろうか。
内閣中枢に関わるシナリオとラスト滅菌作戦についての詳細は削除される
上記に記したとおり、やばめの話はアニメでも削除される気がする。
ここは目明しの詩音よりも世間体の表現が大変宜しくない。大量殺人描写は問題アニメと報道される危険性がある。原作だけで知ったほうがいい。もちろん詳細な内容を知ったショックはPS2よりも遙かに上でした。