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ノックスの十戒(のっくすのじっかい)で、うみねこEp5や全編につっこみ

Ep5本篇からノックスの十戒が登場。ミステリ用語は、漫画以外のメディアに中々関わらなかったため知りませんでした(苦笑)
なので新鮮です。調べてみたら10篇全て表記されてありました*1 ちょっと書いてみたいと思います。

ノックスの十戒
ロナルド・A・ノックスが著した、推理小説を書くにあたっての十の戒め

1. 犯人は小説の初めから登場している人物でなくてはならない。又、読者が疑うことの出来ないような人物が犯人であってはならない。(例、物語の記述者が犯人)

主に適用されるのが戦人やベアトリーチェです。駒舞台における六軒島の存在する人間+魔女は、18人+1人。となると、ほぼ確実に容疑者は17人の中にいる。

2. 探偵方法に超自然力を用いてはならない。(例、神託、読心術など)

犯人側がミステリになるわけですから探偵側はファンタジー使っちゃいけませんということですね。それは当り前な気がするけどそれを破った作品とかありそうな気が……。まあうみねこは推理する上位世界でバリバリ使っていますが……。ぎりぎりルールには適用されないという判定?(笑)

3. 秘密の通路や秘密室を用いてはいけない。

Ep2の頃からベアトが赤文字で宣言してるので馴染みがありますね。扉が壊れるという仕様は適用されないのかな?だとしたら教会は……。

4.未発見の毒薬、難解な科学的説明を要する機械を犯行に用いてはならない

それ、ひぐらしの否定!(笑)
というかEp5本編で作者自らやっていましたね。原作者だからこそできる自虐ネタなわけです。

5. 中国人を登場せしめてはいけない。*2

本編では意図的に削除。まぁあれですね……亡国から批判を逃れるわけです。
もうこれ以上は書けません。お許しをw

6. 偶然の発見や探偵の直感によって事件を解決してはいけない。

え……コナンはそれありまくった気が……。

7. 探偵自身が犯人であってはならない。

そりゃそうです。作品そのものが探偵側から語られるものですから犯人であったらいけない。

8. 読者の知らない手がかりによって解決してはいけない。

んーあれ?ひぐらしうみねこも情報を小出しにしてるから一定のルールに反してない? 今回は夏妃の過去話がでてきてエリカの推理が万が一合っていたら動機という点において予測不可ですよね。

9. ワトソン役は彼自身の判断を全部読者に知らせるべきである。又、ワトソン役は一般読者よりごく僅か智力のにぶい人物がよろしい。

Ep6から駒・戦人が担当するかも? 駒・戦人は設定上そうなっていますから。

10. 双生児や変装による二人一役は、予め読者に双生児の存在を知らせ、又は変装者が役者などの前歴を持っていることを知らせた上でなくては、用いてはならない。

私たち読者が予想してる一つ。紗音と嘉音の件。『紗音とは元々一対の家具であった』



こうした条件のもとに作成されたらしいうみねこ。5の裏お茶会で戦人が知ったようにこのルールがベアトの心情を知る手がかりになるようです。
この次は類似してるもう一つのルール「ヴァン・ダインの二十則」(ばんだいんのにじっそく)についてつっこんでみようと思います。

*1:今頃発見したw

*2:当時、黄禍論を背景として、中国人が悪事を行なう低俗なスリラーが横行していたためとされる、また中国人は全て超能力者と誤解されていたため